口内環境は一人一人違う~自分に合ったブラッシング~

人はそれぞれ顔や性格が違うように、お口の中もみんな違います。

  • 虫歯になりにくい人、なりやすい人。
  • 歯並びが良い人、悪い人
  • 乳歯が残っている人。

など様々です。

そのため、歯磨きの仕方もいろいろあります。

今回はご自身に合った歯磨き習慣はどのようなものか詳しくお話します。

子供の歯磨き

虫歯になりにくい人って?

虫歯になりにくい人はまず、しっかりとしたブラッシングができています。

そのため、プラークが少なく虫歯や歯周病になりにくくなります。

また、唾液が多く、唾液の緩衝能が高い人も虫歯になりにくいです。

その他にも、食事をだらだら食べない、フッ素入りの歯磨剤を使用しているなどがあります。

虫歯になりやすい人には原因があります

まず、しっかりと歯磨きできていないことです。ご自身ではしっかりと歯磨きしているつもりでも、磨き残しがある方が多いです。

また、歯並びなどが悪くプラークが残りやすい環境の方も虫歯になりやすいです。

その他に、唾液が少ない、食事をだらだら食べているなどがあります。

だらだら食べはどうしていけないの?

食事と食事の間におやつなどを何度も食べたり、一度の食事の量が少ないと間食でだらだらと食べてしまうことはありませんか?そうすることで、お口の中はいつも酸性に傾いてしまいます。

酸性に傾くことで虫歯になるリスクがあがります。

寝る前のデザートも厳禁!!

寝る前にデザートなどを食べることが習慣になっている人もいるかと思います。

そのあとしっかりと歯磨きはしていますか?

寝ている間は唾液の量が減少し虫歯になりやすい環境となります。

歯磨きをせずに寝てしまうと、知らず知らずのうちに虫歯ができているかもしれませんよ?

虫歯を作らないためにまずはブラッシングが重要

歯磨きをすることで、お口の中がすっきりとして味覚が鈍くなるのを防ぎます。

そのため食事がおいしく感じられ、食欲亢進が期待できます。

また、歯磨きは歯だけをきれいにするのではなく、歯肉のマッサージ効果や、唾液腺に刺激を与えて唾液促進する役割があります。

うがいしているから大丈夫?

歯磨きをしなくても、薬用成分の入った洗口液でうがいをしているから大丈夫という方がいますがそれは間違っています。

どうしても歯磨きできないという場合は洗口液で代用するのも良いと思いますが、歯磨き=うがいというのは間違いです。

洗口液では、プラークなどを除去するのは困難です。

しっかり歯磨きも行うようにしましょう。

歯の根が見えている人は磨き方の改善を!

歯磨きをするときに力強くゴシゴシ磨いていると歯と歯茎が傷つき、歯茎が下がる原因となります。

磨くときは歯磨きを鉛筆持ちで持って優しく磨くようにしましょう。

どの程度の圧かわからないときは歯科医院で聞いてみても良いかと思います。

ご自身の生活に合った歯磨きを

このように、歯磨きだけでなく、まずご自身の生活習慣から見直したほうが良い場合もあります。

歯磨きはしっかりとできているのに虫歯ができるという方は一度生活習慣の見直しをしてみてはいかがでしょうか?